靴選びで体が変わる?整骨院が教える正しいフットケア
みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。今回は「靴選びで体が変わる?整骨院が教える正しいフットケア」についてお話しさせていただきます。
普段何気なく選んでいる靴ですが、実は足元の環境が整うことで全身のバランスや姿勢に良い影響を与える可能性があります。
「歩くとすぐ疲れる」「足裏に違和感がある」「膝や腰に負担がかかっている気がする」…そんな方は、もしかすると靴の選び方や履き方に原因があるかもしれません。
今回は整骨院の視点から、正しい靴選びのポイントと、日常で意識したいフットケアの方法をご紹介していきます。
なぜ靴選びが体に影響するのか?
足は“身体を支える土台”です。靴が足に合っていないと、足元のバランスが崩れ、体全体の姿勢にも影響が出ることがあります。
よくある靴選びの落とし穴
- サイズが合っていない(大きすぎる・小さすぎる)
- ヒールが高すぎる/かかとが不安定
- クッション性がなく、地面の衝撃がそのまま伝わる
- 足のアーチ構造をサポートできていない
このような靴を履き続けていると、足元から体のゆがみが生じる可能性があり、結果的に肩こり・腰の負担・膝への違和感などにつながることもあります。
整骨院でのサポート内容
整骨院では、足元から体のバランスを確認し、適切なケアを行うことで、より快適な歩行や姿勢の維持をめざしていきます。
足のアライメントチェックと骨格バランス調整
- 足裏の接地バランスやアーチの状態をチェック
- 骨盤・背骨・膝の位置関係を整え、立位時の安定感をサポート
体の重心が整うことで、足腰への負担が軽減されやすくなります。
筋肉の調整(足〜下肢)
- 足底・ふくらはぎ・太ももまわりの筋肉をゆるめ、左右差を整える
- 負荷のかかりやすい部分(アキレス腱やすね)への手技療法
足まわりの筋肉の柔軟性が高まると、歩行時のバランスも整いやすくなります。
整骨院がすすめる正しい靴選びのポイント
靴選びでは、見た目や価格だけでなく「足に合っているかどうか」がとても大切です。
靴選びのチェックポイント
- つま先に1cm程度の余裕がある
- かかとがしっかりホールドされている(脱げにくい)
- 土踏まずのアーチにフィットしている
- 足が前滑りしない構造になっている
- ヒールの高さは3cm以下がベター
- 靴底に適度なクッション性と柔軟性がある
必要に応じてインソール(中敷き)で調整するのもひとつの方法です。
特に歩く距離が長い方や立ち仕事が多い方は、足元の快適さが日々の疲れ方にも影響を与えるかもしれません。
自宅でできる簡単フットケア
日常的なケアを行うことで、足の機能を維持しやすくなります。
足指のグーパー運動
- 床に座り、足指をグッと握る → 思い切り開くを10回×2セット
- 足指の筋肉を刺激して、足裏のバランスが整いやすくなります
ゴルフボールで足裏ほぐし
- 足裏にゴルフボールを置いて、コロコロ転がす
- 足底筋膜をゆるめ、足の緊張をリリースする手軽な方法です
ストレッチでアキレス腱の柔軟性を確保
- 壁に手をつき、片足を後ろに引いてアキレス腱をじっくり伸ばす
- 下半身全体の柔軟性を保つことで、歩きやすさにもつながります
まとめ|靴と足元ケアで姿勢バランスを見直そう
- 靴は「身体を支える土台」であり、選び方しだいで体のバランスにも影響が出る
- 整骨院では、足元から全身のバランスを確認し、必要に応じた調整が可能
- 自宅でも、足指・足裏のケアを習慣づけることでコンディションが整いやすくなる
「なんとなく疲れやすい」「長く歩くと膝や腰に違和感が出る」そんなときは、まずは靴と足元の状態を見直してみるのもおすすめです。
歩くことは、健康の基本。だからこそ、足元のケアから体を整えていきましょう!