急に寒くなってきました。 川崎大師
11月は気温の低下と乾燥が進むため、体にさまざまな影響を及ぼしやすい季節です。
11月の平均気温は、北海道では最低気温が1℃前後、最高気温は全国的に約8℃~18℃です。10月と比べて気温差が大きくなり、肌寒さを一層感じるようになります。また、朝晩と日中の気温差にも注意が必要です。
この時期に特に多くなる症状は以下の通りです。
1. 腰痛や肩こり
寒さで筋肉が収縮しやすく、血行不良が生じやすいため、腰痛や肩こりが悪化しやすいです。特に、冷えが強まると関節や筋肉の柔軟性が低下し、痛みが増すことがあります。
2. 冷え性や手足のしびれ
気温の低下で血行が滞りやすくなるため、冷え性や手足のしびれを感じやすい方が増えます。寒さによって末梢血管が収縮し、手足に十分な血液が行き届かなくなることが原因です。
3. 風邪やインフルエンザによる体調不良
空気が乾燥することで、ウイルスが活発になり、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。これに伴い、発熱や関節の痛み、頭痛などの症状を訴える方が増えます。
4. 自律神経の乱れによる不調
季節の変わり目で、日照時間が短くなることや寒さの影響で、自律神経が乱れやすくなります。これにより、睡眠の質が低下したり、疲れやすくなったりする方が増えます。
5. 呼吸器系の不調
乾燥した空気が気道を刺激するため、咳や喉の痛み、アレルギー反応が出やすくなります。これにより、喘息や慢性的な鼻炎が悪化するケースもあります。
これらの症状に対する早めの対策が、11月の体調管理において重要です。

対策とケア
温熱療法: 温熱シートや温湿布を使って患部を温めることで、血行を改善し、痛みを緩和することができます。
鍼灸施術: 血流の改善や自律神経の調整を行うために、鍼灸が効果的です。
セルフケア: 日常的に体を温めることを意識し、適度な運動やストレッチも取り入れると効果的です。
筋肉と強張りや血行不良・ダルさなど身体の事でご質問がございましたらかんのんちょう鍼灸整骨院にお気軽にご相談下さい