ランナー必見!膝の痛み(ランナーズニー)の原因と整骨院での対処法
みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。今回は「ランナー必見!膝の痛み(ランナーズニー)の原因と整骨院での対処法」についてお話しさせて頂きます。
ランニング中や走った後に膝の外側が痛くなることはありませんか?これは「ランナーズニー(腸脛靭帯炎)」と呼ばれる症状で、ランナーに多い膝の痛みの一つです。適切なケアをせずに放置すると、痛みが悪化し、走れなくなることもあります。今回は、ランナーズニーの原因と整骨院での対処法、自宅でできるケアについて詳しく解説します。
ランナーズニーとは?どんな症状?
ランナーズニー(腸脛靭帯炎)は、膝の外側に痛みを感じるランニング障害の一つです。
主な症状
- 膝の外側がズキズキ痛む
- 走り始めは問題ないが、長距離を走ると痛みが出る
- 膝の曲げ伸ばし時に違和感がある
- 階段の上り下りや歩行でも痛みが出ることがある
初期の段階では痛みが軽いことが多いですが、放置すると慢性化し、ランニングができなくなることもあるため、早めのケアが重要です。
ランナーズニーの主な原因
1. オーバーユース(使いすぎ)
ランニングの距離や頻度を急激に増やすと、膝の外側に負担がかかり炎症を起こします。
2. 筋力不足や筋肉のアンバランス
- 大腿四頭筋(太ももの前側)の筋力が弱い
- 股関節やお尻の筋力が低下し、膝に負担が集中する
- 柔軟性が不足し、筋肉が硬くなる
3. ランニングフォームの問題
- 膝が内側に入りやすいフォーム(ニーイン)
- 足の着地時に衝撃をうまく分散できていない
4. シューズや路面の影響
- クッション性の低いシューズを使用している
- 硬い路面を長時間走ることで膝への負担が増える
整骨院でできるランナーズニーの対処法
1. 手技療法(筋肉の調整)
膝に負担をかけている筋肉を緩め、痛みを軽減します。
- 太ももやお尻、ふくらはぎの筋肉をほぐして血流を改善
- 腸脛靭帯の緊張を和らげ、膝の外側への負担を軽減
2. 骨盤矯正・姿勢改善(正しいフォームへ導く)
- 骨盤の歪みを整え、バランスの取れた姿勢を作る
- 膝や足の動きに悪影響を与える体の歪みを矯正
3. ストレッチ・筋力トレーニング指導
- 腸脛靭帯や太もも、股関節周りのストレッチを指導
- 正しいランニングフォームを維持できるように体幹や股関節の筋力を強化
4. テーピング・サポート療法
- 膝の負担を減らすためにテーピングやサポーターを活用
- ランニング時の衝撃を和らげる
自宅でできるランナーズニーの予防・ケア
1. しっかりとストレッチを行う
- ランニング前後に腸脛靭帯や股関節周りのストレッチを行う
- 筋肉の柔軟性を高め、膝への負担を軽減する
2. 体幹・股関節の筋力強化
- スクワットやヒップリフトで股関節を安定させる
- 体幹を鍛え、正しいフォームを維持する
3. シューズを見直す
- クッション性のあるシューズを選ぶ
- インソールを活用し、膝への負担を減らす
4. 走る距離やペースを調整する
- 急激な距離やペースの増加を避ける
- 痛みが出たら無理せず休むことが大切
まとめ|ランナーズニーは整骨院でのケアと予防が大切
・ランナーズニーは、膝の外側の痛みを引き起こすランニング障害の一つ
・原因は、オーバーユース、筋力不足、フォームの乱れ、シューズや路面の影響などがある
・整骨院では、手技療法・骨盤矯正・ストレッチ指導・テーピングで膝の負担を軽減
・自宅では、ストレッチ・筋力トレーニング・シューズの見直し・距離の調整を行うことが重要
ランナーズニーの痛みを放置すると、ランニングができなくなるだけでなく、日常生活にも支障をきたす可能性があります。 早めに整骨院で適切なケアを受け、快適に走れる体を取り戻しましょう。