寝るときの姿勢が腰痛の原因?正しい寝方とおすすめの枕
みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。今回は「寝るときの姿勢が腰痛の原因?正しい寝方とおすすめの枕」についてお話しさせて頂きます。
「朝起きると腰が痛い」「寝ても疲れが取れない」と感じることはありませんか? それは寝るときの姿勢が原因で、腰に負担がかかっている可能性 があります。
睡眠中の姿勢が悪いと、腰への負担が増え、筋肉が緊張したままになり、血流が悪化 してしまいます。そこで今回は、腰に優しい正しい寝方や、おすすめの枕・マットレスについて詳しく解説します。
寝るときの姿勢が腰痛を引き起こす理由
1. 仰向けで寝ると腰が浮いてしまう
- 腰のカーブが強いと、腰が浮いた状態になり、筋肉が緊張 する
- 反り腰の方は、腰への圧力が集中しやすい
2. 横向き寝で体のバランスが崩れる
- 片側ばかりで寝ると、骨盤が歪みやすくなる
- 腰や背中にねじれが生じ、痛みの原因になる
3. うつ伏せ寝は腰に大きな負担がかかる
- 腰が反った状態になり、腰椎(背骨の腰部分)に強い負担 がかかる
- 首を横に向けて寝るため、首や肩のコリも起こりやすい
腰痛を防ぐ正しい寝方とは?
1. 仰向け寝のポイント
- 膝の下にクッションや丸めたタオルを入れる
- 腰のカーブを和らげ、腰への負担を軽減
2. 横向き寝のポイント
- 膝の間にクッションを挟む
- 骨盤のねじれを防ぎ、腰の負担を分散
3. うつ伏せ寝はなるべく避ける
- どうしても楽な場合は、お腹の下にクッションを入れ、腰の反りを軽減
腰痛対策におすすめの枕とマットレス
1. 枕の選び方
- 高さが合わない枕は、首や肩の負担につながる
- 理想の枕の高さ:仰向けで寝たときに、首のカーブが自然に支えられる高さ
【おすすめの枕】
- 低めの枕(高すぎると首が前に押し出され、肩こりの原因に)
- 首をしっかり支える形状の枕(頚椎サポート付きなど)
2. マットレスの選び方
- 柔らかすぎると沈み込みすぎて腰が歪みやすくなる
- 硬すぎると体が浮いてしまい、腰への圧力が集中する
【おすすめのマットレス】
- 適度な反発力のあるもの(高反発マットレスなど)
- 体圧分散性が高いもの(ウレタン素材・ポケットコイルなど)
寝る前にできる腰痛予防ストレッチ
1. 仰向けで膝を抱えるストレッチ
- 仰向けになり、両膝を胸に引き寄せる
- 腰周りの筋肉を伸ばし、血流を促進
2. 股関節を開くストレッチ
- 仰向けで両ひざを立て、足の裏を合わせる
- 内ももをゆっくり伸ばし、骨盤のバランスを整える
まとめ|寝る姿勢を改善して腰痛を予防しよう
・寝るときの姿勢が悪いと、腰への負担が増え、痛みの原因になる
・仰向けでは膝の下にクッションを入れ、腰の反りを防ぐ
・横向き寝では膝の間にクッションを挟み、骨盤の歪みを防ぐ
・枕は首を自然に支える低めのものを選び、マットレスは適度な硬さのものが理想
・寝る前のストレッチで、腰の緊張をほぐすことも効果的
朝スッキリと目覚めるためにも、正しい寝方を意識し、快適な睡眠環境を整えましょう。