肘の痛みには鍼灸を!
みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。
家事をやっている時に起きてしまう肘付近の腕の痛み、
スマホ持ち上げるだけでも痛みや違和感を感じることも。
これらの痛みの正体、もしかしたら[テニス肘]かもしれません。
今回は身近に起こりうることもあるテニス肘についてお話しさせていただきます。
そもそもテニス肘とはなにかと言いますと、
正式名称を[上腕骨外側上顆炎](じょうわんこつがいそくじょうかえん)と言い、
家事や過度な運動による、腕の筋肉の使いすぎによる腕の筋肉の炎症のことを指します。
腕の筋肉は指先から始まり腕の骨の出っ張った部分(肘のあたり)にくっついており、それらの筋肉が炎症して痛みを引き起こしている状態です。

↑肘のあたりに腕の筋肉が集まっており、そこが炎症しているため痛みが出ている
この筋肉は手首を返すときに使う筋肉でなので、主婦の方に多いフライパンを返す動きで負担がかかるため痛くなってしまうのです。
テニスは手首を返さないように力を込めて打つので、
その筋肉を使いすぎると負担がかかって硬くなり、炎症につながってしまいます。
ではどうすればいいのかですが、
一番は筋肉を休ませること、つまり全く痛みが出ている腕を使わないこと。これが一番の近道です。
ですが、生活をしている限り腕を全く使わないというのはほぼ不可能です。
そこで大切なのが[鍼灸施術]です。
はりは筋肉に刺すことで筋肉をほぐし、鎮痛作用もあります。
お灸は炎症している筋肉の周辺に行うことで炎症を早く鎮め、傷ついた組織を素早く修復することができます。
今回は肘の症状である[テニス肘]の解説をさせていただきました。
肘の症状は家事や日常生活にも影響を与えてしまうほど痛くなってしまうこともあります。
悪化してしまう前にぜひ当院にご連絡ください。