整骨ラボ

スマホ首に注意!ストレートネックにならないための生活習慣

みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。今回は「スマホ首に注意!ストレートネックにならないための生活習慣」についてお話しさせて頂きます。

スマホやパソコンを長時間使用していると、「首が痛い」「肩がこる」「頭が重い」といった症状を感じることはありませんか? これらの症状の原因のひとつがストレートネック(スマホ首) です。

ストレートネックは、本来カーブしている首の骨(頸椎)が真っ直ぐになり、首や肩に負担がかかる状態 のことを指します。今回は、ストレートネックの原因や改善方法、予防のための生活習慣について詳しく解説します。


ストレートネックとは? どんな症状が出る?

ストレートネックとは、首の正常なカーブ(前弯)が失われ、首が前に突き出た状態 になることをいいます。

ストレートネックによる主な症状

  • 首の痛み・こり(特に後頭部付近)
  • 肩こり・肩甲骨周りの張り
  • 頭痛・めまい・吐き気
  • 腕や手のしびれ
  • 猫背や姿勢の悪化

ストレートネックの主な原因

1. スマホやパソコンの長時間使用

  • 下を向いた姿勢が続くことで、首に負担がかかる
  • スマホを長時間見ていると、首が約30度前に傾き、5倍以上の負担がかかる

2. 猫背や姿勢の悪化

  • 背中が丸まると、首が前に突き出やすくなる
  • デスクワークや長時間の座り姿勢で、姿勢が崩れやすい

3. 枕の高さが合っていない

  • 高すぎる枕は、首のカーブを崩し、ストレートネックを悪化させる
  • 低すぎる枕も、頭が後ろに倒れすぎて首に負担がかかる

4. 運動不足による筋力低下

  • 首や背中の筋肉が弱いと、正しい姿勢をキープできなくなる
  • 姿勢を支える筋力が低下すると、頭の重さを支えきれずに首に負担がかかる

ストレートネックを改善する生活習慣

1. スマホの使い方を見直す

  • スマホを見るときは、顔の正面まで持ち上げる
  • 長時間の使用を避け、1時間に1回は休憩を入れる

2. デスクワーク中の姿勢を改善する

  • モニターの高さを目線の高さに調整する(画面が低いと首が前に出やすい)
  • 椅子に深く座り、骨盤を立てる

3. 枕の高さを見直す

  • 仰向けで寝たときに、首のカーブが自然に保たれる高さの枕を選ぶ
  • 高すぎる枕は避け、首をしっかり支えられるものを使用する

4. 首や肩をほぐすストレッチを取り入れる

① 首のストレッチ(前後)

【やり方】

  • 背筋を伸ばし、あごを軽く引く
  • ゆっくりと上を向き、5秒キープ
  • 次に、ゆっくりと下を向き、5秒キープ

【効果】

  • 首の前後の筋肉をほぐし、ストレートネックの改善に役立つ

② 首の横ストレッチ

【やり方】

  • 頭を右に傾け、左側の首筋を伸ばす(15秒キープ)
  • 反対側も同様に行う

【効果】

  • 首の横の筋肉を伸ばし、血流を促進

③ 肩甲骨ほぐしストレッチ

【やり方】

  • 両手を肩に乗せ、ひじを大きく回す
  • 前回し・後ろ回しを10回ずつ行う

【効果】

  • 肩甲骨周りの血流を促進し、肩こりを和らげる

ストレートネックを予防するための習慣

  • スマホやPCの使用時間を減らし、こまめに休憩を取る
  • 正しい姿勢を意識し、首に負担をかけない座り方をする
  • 首や肩のストレッチを毎日行い、柔軟性を保つ
  • 適度な運動で、首や背中の筋肉を鍛える

まとめ|ストレートネックを防ぐには日常の姿勢改善がカギ!

・ストレートネックは、スマホやPCの使い方、姿勢の悪化、枕の高さの影響で引き起こされる
スマホを見るときは、目線の高さを意識し、長時間の使用を避ける
正しいデスクワーク姿勢や、首・肩のストレッチを取り入れることで、症状を改善できる

日常の姿勢を少し意識するだけで、ストレートネックは予防・改善できます。 今日から実践し、首や肩の負担を減らしましょう!

コメントを残す

Scroll to top