四十肩・五十肩は治る?整骨院での施術と回復のコツ
みなさんこんにちは!
かんのんちょう鍼灸整骨院の平田です。今回は「四十肩・五十肩は治る?整骨院での施術と回復のコツ」についてお話しさせて頂きます!
四十肩・五十肩は、肩関節の炎症や可動域の制限によって起こる痛みが特徴です。「急に腕が上がらなくなった」「夜寝ているときに肩が痛む」などの症状が現れ、放置すると長期間にわたり痛みが続くこともあります。
今回は、四十肩・五十肩の原因・整骨院での施術・早く治すためのポイントを解説します。
四十肩・五十肩とは?
四十肩・五十肩は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節の周囲に炎症が起こることで、痛みや動かしにくさが発生します。
四十肩・五十肩の主な原因
1. 加齢による筋肉・腱の老化
加齢とともに、肩の筋肉や腱が硬くなり、炎症が起こりやすくなります。
2. 姿勢の悪さや運動不足
猫背や肩が内巻きの姿勢が続くと、肩関節の動きが制限され、炎症が起こりやすくなります。
3. 急な負荷や無理な動作
重い荷物を持つ、スポーツなどで肩に負担がかかることで、炎症を引き起こすことがあります。
四十肩・五十肩の進行ステージ
ステージ | 症状 | 期間の目安 |
---|---|---|
急性期 | 強い痛み・夜間痛 | 1〜3ヶ月 |
慢性期 | 動かすと痛い・可動域制限 | 3〜12ヶ月 |
回復期 | 痛みが軽減・動かしやすくなる | 12〜24ヶ月 |
整骨院でできる四十肩・五十肩の施術
1. 電気治療(痛みの軽減)
低周波治療を用いて炎症を抑え、血流を改善します。
2. 筋膜リリース(肩の動きをスムーズに)
硬くなった肩の筋肉をほぐし、肩関節の可動域を広げる施術を行います。
3. ストレッチ療法(可動域の回復)
痛みのない範囲で肩を動かし、徐々に可動域を回復させます。
4. 姿勢矯正(肩の負担を軽減)
猫背や巻き肩を改善し、肩関節への負担を減らします。
四十肩・五十肩を悪化させないセルフケア
1. 肩甲骨を動かすストレッチ
・肩をゆっくり前後に回す
・肩甲骨を寄せる運動
2. 入浴で肩を温める
・38〜40℃のお湯に15分浸かる
・肩をお湯の中でゆっくり動かす
3. 無理に動かしすぎない
強引に動かすと炎症が悪化する可能性があるため、痛みのない範囲でストレッチを行うことが大切です。
まとめ|四十肩・五十肩は適切なケアで治る
・四十肩・五十肩の原因は、加齢・運動不足・姿勢の悪さ
・整骨院の施術で、電気治療・筋膜リリース・ストレッチ療法が効果的
・セルフケアとして、肩甲骨ストレッチ・入浴・適切な動かし方を実践
「肩が痛くて腕が上がらない」「寝ているときに痛む」などの症状がある場合は、早めに整骨院での施術を受け、正しくケアすることが重要です。